人生って

もう２０年だ。この人生は、どうすればうまく生きていくことができるか、まだわかろうはずがない。人生って、罰だろう。意味のある人生なんて夢に限られているんじゃないか。これは真実だ。

一つの努力から一つの得ることができる。これは世間の原則と考えられる。何かを犠牲して、必ず何かを得られるにちがいないのは、当たり前のことだ。けど、これはたった単純な理想しかではない。

では、人間は何のために生きてるのか。金、地位、名、幸せ、愛...それらのために、しっかり努力していく。でも、必ずしも等価の成果を得るとは限らない。唇をかむまで、苦難に耐えて、ついに何も得ない者もいる。もちろん、やっと夢が叶うのもいるが、人生という旅の終点に着くと、だれでも勝利者にならない。だってこの物質界のものの全ては、幻だもの。人間はこの世に来るとき、何も持ってないで。この世を去るときも、同様で何も持たないで。これは、この世の原則だ。

現実では、人生って、ただこの世の流れのちっぽけな存在だ。一人ぐらいは、この大きな流れから消していっても、この世はまだ何事もないみたいで回り続けていく。

さあ、人生の意味は、何。

別に。ただ生きるために生きてるんだ。あの見知らぬ向こうへ行くのは、嫌だからだ。