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Tuesday, November 18, 2008 - 11:44 pm

詮索(いや、取調べ?)

「今日、また図書館?」

放課後、相変わらず詮索してきたんだ。

「いや、帰るよ。用がある。」

冷たいけれども、それは答える気がないから。

「用?デート?」

こいつ、最近うっぜなぁ。疑問形多すぎ。次々と押し付けられた質問にいちいち答えるつもりはねぇよ。

「ほぉ、今帰って、6時までに渋谷へ…間に合うよね…きっと、そうでしょ?」


また疑問形…無視されたにもかかわらず、取り調べを続けた。いかんにシツコイッ!誰か渋谷ってったっけ?誰かデートなどってったっけ?まあ、いいや。こいつの妄想力はどこまで暴走してんのか、俺も知りたいから、しばらく付き合ってやるよ。

「渋谷?東京って、渋谷だけじゃないよ。」あえて聞いてみる。

「だって、便利だもん。両方にとってね…」そして、自慢げな顔をして、ニヤニヤと。

どうやら、こいつは俺があの子と何かがある、と確信してる。

ぶっちゃけな話で、確かにあいつには気に入るんだけど、それ以上の展開は望んでおりません。(…うむ、かな?)まあ、とりあえず、各自の「妄想力」にお任せします。もう詮索だけは勘弁していただきます。

Saturday, May 24, 2008 - 12:48 am

部長、お許しください!

「来た、サラリーマンが。」

玄関に目をやると、中谷が玄関から入ってくるのが見
えた。

金曜日だから、今日も相変わらずスーツ。まさに「サラ
リーマン」だ。

「部長、おはようございっす!」

「ええ、ええ。仕事、仕事。皆さんお疲れ様。」歌って
るように部長は俺らに挨拶を。こんなに仕事の好きな
人間は、おそらくあいつしかいない。

「皆集まってくれたね。」ラウンジにいた俺らに見回し
た。「今日の会議、なんだっけ…」記憶を探りながらか
ばんからフォルダーを取り出した。革製のかばんで、
一見サラリーマンの通勤用のものにしか見えない。

「あ、熱科学っか。」ようやく空白のレポート用紙を見
つけた。

隣の席の井原はコツコツとレポートを写してるところ
だった。背中を曲げながら、一生懸命と。

ラウンジはもともと談話用なんで、机はちょうど足を乗
せる高さのものだ。そこでレポートを書くものじゃない。
姿勢がよくなくて、猫背の原因となるのだ。

部長は上席に腰をかけた。

「あのさ、俺よおく考えたんだ。何で俺の答えが全部
不正解なのか、と。前回三回もな…」部長はため息を
ついた。

「マジかよ?」

「ええ、だから、俺はだめ人間なんじゃないかと思うの
さ。最初から答えを写せばマシなのに…だから、決心
したんだ。今日からコピーさせてもらおう、と。」

いかにも真剣なようなので、こちらも感心したのだ。

だが、それにもかかわらず、少し心配し始めた。「あっ
てるって保証できないんだけど…」

「ううん、間違ったとすれば、それは神からの罰にしか
思えない。」

名言を連発して、さすが部長だ。

レポートを提出してから、「肉屋さんのオヤジ」は問題を
解説し始めた。

スライドを見たとたん、「へぇ~まさか?」とびくっとした。

ショック中の部長は、髪を引っ張ろうでもするかのよう
だった。胸を叩いて、衝撃の響きを鎮めようとしてたの
かもしれない。

部長、お許しください!

Wednesday, March 19, 2008 - 9:53 pm

あこがれ

夜1.06時。

電話が三回目と鳴ったところで、
「まさか…日本から、電話を?」と
彼女の元気な声は向こうから伝えてきた。

「うん。」

「無事に着いたの?」

「そうよ、一時間前ね。
そして、訴えたいことがあって、たまらないんだ…
誰か俺の苦情を聞いてくれる人がいないかと思って、
君に電話したんだ。」

「いいよ、どうしたの?相手になってあげるよ。」

「いろいろはさ。もう…
戻りは大変だったよ。40kgもの手荷物、かばん…
それはそれでいいんだけど、
駅から家に向かってる途中、
かばんが壊れた。輪が外れて…」

「うわ、それでも、無理やりに引っ張ったの?」

「もちろんよ、それしかないよ。」
そして、
この二ヶ月のガス、電気、インターネット料金などの支払い、
ビザ更新の手続き、バイトなど
いろんなしなきゃならない面倒くさいことの悩みを訴えた。

「あたしも悩んでるわ。
ほら、この間話したんだろ?英語の課題ね。
それを今やってんの。明日は提出。」

「さすが君だね。ラストミニットワーク。
邪魔してない?忙しいところなのに電話なんて…」

「ううん、全然。」

「実はさ、ここに戻ってきて、
めっちゃ寂しいんだよ。今夜は眠れなさそう。
あぁー、もう!」

「いいから、電話でチャットしようよ。
あたしと話してるうち、絶対眠くなる。」

「そうそう!そのつもりで電話したんだよ。」

「なんだって?」

・・・

ありがとうね。
昨日電話で付き合ってくれて。
久しぶり帰国した俺に、
合わせてくれてたことも、
ありがとう。

以前馴染みやすく、心地よい空気感をもつよね…
あの時惚れてた君は…

Tuesday, January 08, 2008 - 7:19 pm

中国のおばさんたちを、尊敬するわ!

機械リテラシーという授業での電子回路の作業中…

「あぁ~これいっぱい作れば、PSPができるんだ!」

「中国のおばさんたちは毎日こうやって、PSPを作ってくれるんだ。」

「そうそう、偉いね!俺、尊敬するわ!」