Wednesday, March 19, 2008 - 9:53 pm

あこがれ

夜1.06時。

電話が三回目と鳴ったところで、
「まさか…日本から、電話を?」と
彼女の元気な声は向こうから伝えてきた。

「うん。」

「無事に着いたの?」

「そうよ、一時間前ね。
そして、訴えたいことがあって、たまらないんだ…
誰か俺の苦情を聞いてくれる人がいないかと思って、
君に電話したんだ。」

「いいよ、どうしたの?相手になってあげるよ。」

「いろいろはさ。もう…
戻りは大変だったよ。40kgもの手荷物、かばん…
それはそれでいいんだけど、
駅から家に向かってる途中、
かばんが壊れた。輪が外れて…」

「うわ、それでも、無理やりに引っ張ったの?」

「もちろんよ、それしかないよ。」
そして、
この二ヶ月のガス、電気、インターネット料金などの支払い、
ビザ更新の手続き、バイトなど
いろんなしなきゃならない面倒くさいことの悩みを訴えた。

「あたしも悩んでるわ。
ほら、この間話したんだろ?英語の課題ね。
それを今やってんの。明日は提出。」

「さすが君だね。ラストミニットワーク。
邪魔してない?忙しいところなのに電話なんて…」

「ううん、全然。」

「実はさ、ここに戻ってきて、
めっちゃ寂しいんだよ。今夜は眠れなさそう。
あぁー、もう!」

「いいから、電話でチャットしようよ。
あたしと話してるうち、絶対眠くなる。」

「そうそう!そのつもりで電話したんだよ。」

「なんだって?」

・・・

ありがとうね。
昨日電話で付き合ってくれて。
久しぶり帰国した俺に、
合わせてくれてたことも、
ありがとう。

以前馴染みやすく、心地よい空気感をもつよね…
あの時惚れてた君は…

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